美髪効果を促進する自宅ヘアケア!

《ヘアケア効果を高めるために》髪や頭皮を傷める”原因”を知る

2016年12月01日 13時19分

髪を傷める原因は日常の中に溢れているため、意識をして予防をしないと
簡単に髪を傷めることになりかねません。
髪の傷みが酷いときには、自宅でヘアケアしただけでは対処し切れないことがあります。
美容院で高額な料金を払ってトリートメントや補修をせざる負えない状態になる前に、
髪や頭皮のダメージ防ぐ対策を行っておくことが大切です。
以下は、髪や頭皮を傷めてしまう主な原因と、それぞれの対策についてです。
 
 原因① 「紫外線」で髪や頭皮が日焼け
紫外線から肌を守るために日焼け止めや日傘を差して、日焼けやシミの原因になる
メラニン色素の発生を予防している方も多いのではないでしょうか。
肌に紫外線が悪いというのは分かっていても、髪や頭皮の紫外線対策をしている人は少ないようです。
実際には、髪や頭皮の方が肌よりも直に紫外線を浴びているため、髪や頭皮にも同じくらい、
できればそれ以上の対策をするのが理想
です。
強い紫外線を浴びた髪は、乾燥や強度の低下、
色素が失われ赤茶色に変化(光老化現象)するなどの影響があります。
また、強い紫外線を浴び続けた頭皮は、赤く火傷した状態になっていることがあります。
頭皮がダメージを受けると健康な髪の毛が生えてこないほか、薄毛や白髪が増える原因になるとされています。
 
《紫外線から髪や頭皮を守る対策》は、長時間屋外にでるときには「帽子」を被り、
「日傘」を差すようにすれば、髪や頭皮に直に紫外線が当たることを防ぐことができます。
また、紫外線を多く浴び日焼けをしてしまった時は、頭皮が火傷をしている状態であるため、
頭部を冷やし、化粧水を使った「保湿ケア」が必要です。
火傷をそのままにしてしまうと、フケやかゆみの元にもなるので注意しましょう。
 
 原因② 「カラーリング」や「パーマ」によるダメージ
カラーリングやパーマを繰り返している場合は、適切なヘアケアを行っていないと髪の毛が傷み、
艶のないゴワゴワ髪になってしまいます。
美容院などでカラーリングやパーマをする場合は、薬品の取扱いや髪や頭皮にダメージが少なくなるように
調節されているため、激しい傷みはそれほどありません。
しかし、何度もヘアカラーやパーマを繰り返していると髪の強度が低下し、
潤いが失われてしまう可能性があるので注意しましょう。
 
《カラーリングやパーマから髪や頭皮を守る対策》は、髪や頭皮に刺激を与える薬剤が多く含まれた
カラー剤やパーマ剤を使わないことが一つ
です。
美容院では髪質に合わせて薬剤を調節してくれるので、カラーリングやパーマによる
ダメージを最低限に抑えることができるでしょう。
また、必要であれば同時にダメージを抑えるためのトリートメントや、
スペシャルヘアケアを行うのもおすすめです。
そのほか、カラーリングやパーマをするときは出来るだけ間隔を置き、
短い期間に何度も続けて行わないようにすることが大切です。
 
原因③ 「ドライヤー」や「コテ」の熱による傷み
ドライヤーの熱風を髪や頭皮に長時間当て続けたり、コテを使って髪の毛をまっすぐに伸ばしたり
巻いたりを繰り返すと、髪に大きなダメージを与えてしまいます。
ゴワゴワでまとまりのない髪の毛になっている時は、水分を飛ばし過ぎていることが原因です。
また、切れ毛や枝毛が多くなるのも、ドライヤーやコテによる熱が原因です。
髪に含まれるたんぱく質は熱に弱い成分であるため、毛先を中心に髪が傷み始めます。
 
《ドライヤーやコテから髪や頭皮を守る対策》は、近距離でドライヤーの熱風を当て続けないことや、
必要以上にコテを使わないということです。
温度調節ができるドライヤーであれば、なるべく高温にならないように気を付けましょう。
頭から20cm程度は離して、根元から乾かすようにします。
コテはドライヤーで髪が完全に乾いた状態にしてから使用しましょう。
コテで髪をはさんだ時に同じところだけに、3秒以上留まることがないようにするのがポイントです。
ドライヤーやコテで毎日ブローするような場合には、洗い流さないトリートメントを付けることで、
保湿や乾燥を可能な限り防ぐ
ようにしましょう。
 
《自宅ヘアケア》のまとめ                              
ここ数年、優れたヘアケア商品がたくさん販売されているため、
美容室に行かずとも自宅で簡単にヘアケアができるようになりました。
日頃から丁寧に髪を洗ったり、髪にやさしいシャンプーを使用したり、
髪や頭皮が傷まないように対策を行ったりなど、簡単なヘアケアの基本を抑えていれば
自然と「美髪効果」が現れてくるでしょう。
すでに髪に傷みがある場合には、それ以上ダメージを悪化させないヘアケアが必要ですし、
何時までも若々しく綺麗な髪でいるためには、早い内から自宅ヘアケアを実践し長く続けることが大切です。